北方兼三の『水滸伝』が読みたいです。『水滸伝』は1巻は図書館で借りて読んだのですが、途中まで読んだところで返却してしまったので、以来その続きを読んでいません。で、この前紀伊国屋に行ったら完結編が平積みされていたので、そこからまた読書衝動、活字衝動。でも19巻もあるので自分の財布から手に入れるとなると、躊躇してしまいます。そもそも『水滸伝』自体どういった物語なのかは全くと言っていいほど分かってないのですが、北方さんの小説が好きなので問題はありません。時代小説と言えば、つい最近『黒龍の棺』を読みました。これも北方小説。新撰組、土方主役の小説。本屋で見つけた瞬間衝動買い。内容はなかなか練りこまれてて面白かったです。この辺の巧さは『三国志』の方でかなり見せ付けられてたので、それが理由でこの本も買ったんですけど。で、『三国志』ですけど、三国志小説ではこれが一番面白いんじゃないですかね。張飛がべらぼうにかっこいい。取り合えず三国志好きならこれ読めと。まぁ横山三国志も吉川三国志も読んだ事のない人間なんですけどね。まぁでも、読む価値はあるかと。