その人がどれだけの物を創ったり、偉業を成し遂げようともそれはその人だけの力ではない。世の中にある人工物のほぼ全ては、幾多数多の人たちによる様々な試行錯誤の積み重ねに因って出来ている物質であることは否定できないわけです。たった1本のボールペンからして、そう。そう考えると、人一人が自分の力だけで成し遂げれる領域なんてたかが知れていて、大事なのはそこからどれだけ他人の力を盗むか、というよりも受け入れることが出来るか、だと思います。

それを忘れなければ、今あるどんな物にだって、刺激を受けることだって出来ると思うんです。