例えばある一枚の絵。その芸術にどれだけの価値があるかを決めるのは、その世界で感性を磨いてきた一流でしかありません。そして、生まれた価値によって日々そこに何も求めずに生活している一般人の見方も決まります。それはあまりにも分かりやすいのですが、一方でどうしようもない流れなんですよね。そこにレールが出来上がるのが良いか悪いか、果たして俺にはわかりません。が、その絵をまず初めに、絵に興味を抱いたことのない人間が見れば、その人間はどういう感情を抱くか。怒り?喜び?悲しみ?無関心?一流の目は素晴らしいですが、そういう人間の目も確かに大事、大切にしないといけないと思います。思いました。